Hyundai 新型電気自動車(EV) 「KONA(コナ)」ムービー制作
CG制作
韓国最大手の自動車メーカーHyundai(ヒョンデ)が製造・販売するコンパクトSUVタイプのEV「KONA(コナ)」が、2023年11月に日本デビュー。この新型車のプロモーションムービーのCG制作をアマナが担当しました。
バーチャルプロダクション撮影のCG制作
アマナの自動車広告制作では初めての取り組み「バーチャルプロダクション」。背景映像の仮想空間と実物の被写体を同時に撮影する手法です。カメラの撮影情報と連動した映像をLEDディスプレイに表示し、その前で被写体を撮影します。その利点は、撮影が難しい場所を容易に再現できること。時間や天候の影響を受けずに撮影ができるため、特別なロケ地に行かずにスタジオ内ですばやく再現できました。今回は、一瞬の夕焼けをバックにすることが必要だったためこの技術が使われました。これまでの自動車広告制作は、フルCG制作か、撮影した自動車にCGを被せる「巻替え」が一般的でしたが、近年はバーチャルプロダクションも有力な選択肢となっています。街頭の光景が写り込んだ車体の質感を自然に捉えることができる撮影は、バーチャルプロダクションならではの技術です。
アマナでは、バーチャルプロダクションで撮影した映像にCG合成を追加しました。カメラを引いたときに見えるスタジオの床を高速道路の路面に変えることと、車名である「KONA」からハワイを想起させるヤシの木を背景に合成。広告系のCG制作を積み重ねた実績がチームの自信となり、スムーズな納品に繋がりました。
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CGを使用している「KONA(コナ)」のプロモーションムービーはこちら
Hyundai 新EV KONA (コナ)コンパクトSUVのTVCM30秒
- スポンサー:Hyundai Mobility Japan 株式会社
- クライアント:株式会社十十
- プロデューサー:鈴木 健哉、関口 拓真
- アソシエイトプロデューサー:齋藤 洋佑
- CGディレクター福井 雅也、田野井 智之
- CGクリエイター:稲垣 勇気、菅野 正人
- マッチムーブ:加藤 泰裕(外部)
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