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UDトラックス「Innovation for Smart Logistics」VI開発

VI開発、ムービー制作、グラフィック制作、キャラクター開発

2019年、東京モーターショー開催の機を捉えてコミュニケーションを強化すべく、UDトラックスのVI開発をアマナで手がけました。
VIをもとに、モーターショーでお披露目するコンセプトトラックのラッピングデザイン、エフェクトムービー、プレスキットや各種広告クリエイティブの制作、キャラクター開発に至るまで、トータルにサポートしました。

Mobility
TVCM/ムービー制作|グラフィックデザイン|2DCG・レタッチ|3DCG

クリエイティブの軸をつくり、ブランド認知を高めたい

人々の暮らしを支える物流は需要が高まる一方、ドライバー不足や環境対策などの問題を抱えています。これに対して、UDトラックスは、オートメーション、エレクトロモビリティ、コネクティビティに優れたトラックを開発していくことで貢献しようとしています。

課題としてあったのは、こうした取り組みも含めて認知を高めていくこと。各種クリエイティブを整理して統一感を持たせ、モーターショーのタイミングを活かして発信を強化していきたいという思いがありました。これまで、UDトラックスのブランドブック制作やリクルート関連のビジュアルコミュニケーションに携わってきた実績をもとに、既存のビジュアル資産と新たに制作するコンテンツを組み合わせながら、“らしさ”をつくるクリエイティブの整理を実施しました。

キーワードを分解し、各ビジュアル表現に展開

コミュニケーションキーワードは、「Innovation For Smart Logistics」。このキーワードを分解しながら、各種アウトプットに落とし込みます。2030年に向けたUDトラックスのビジョン「Fujin&Raijin(風神雷神)ビジョン2030」から、オートメーションの象徴として風神を、エレクトロモビリティの象徴として雷神を描き、このモチーフをさまざまなクリエイティブに展開。古典的なモチーフでありながらも、それをそのままトレースするのではなく、風人雷神の力強さを強調する表現に落とし込んでいくことで、スマートなトーンにまとめています。

一方、2019年の東京モーターショーは、クルマ好きだけでなくファミリー層も含めて多様な来場者を見込んでいたため、キャラクター開発もあわせて実施。風人雷神をモチーフに、オリジナルキャラクター「フージン」「ラージン」を開発。キャラクタームービー、Tシャツ、キーホルダー、立体フィギュア、ARゲームなどに展開されました。

コンセプトトラックが、carview! の「イケてるクルマランキング」で1位に

モーターショーでお披露目されたコンセプトトラック「Quon Concept 202X」は、AIやディスプレイのパーソナライゼーション、カメラモニタリングシステムなどを搭載した未来のトラック。ラッピングデザインにも、オートメーション、エレクトロモビリティ、コネクティビティを表現するエフェクトを織り交ぜながら、先進テクノロジーが詰まった車両を彩りました。UDトラックスのプロダクトデザイン部との連携で生まれたこのコンセプトトラックは、日本最大級のクルマ・バイクの情報サイト「carview!」のユーザー参加型人気投票「イケてるクルマランキング」で名立たるクルマメーカーの新型モデルをおさえて1位に輝いたほか、いくつかのメディアでも紹介されました。


  • クライアント : UDトラックス株式会社
  • プロデューサー : 岡村 徹 / 杉山 諒 / 菰田 涼太郎
  • AD : 鳥居 真雄
  • デザイナー : 小池 啓太 / 徳増 勇太
  • 3DCGクリエイター : 田中 洋平 / 嶋村 将宏
  • 2DCGクリエイター : 川野 美緒

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