資生堂「Optune」
アプリケーション開発、ムービー・グラフィック制作、ウェブコンテンツ企画制作
資生堂が蓄積してきた美容知見にIoTテクノロジーを融合させ、その時々の肌に必要なお手入れを導き出す、パーソナライズドスキンケアブランド「Optune(オプチューン)」。アマナグループでは、サービス設計の段階から携わり、ローンチに向けてのプロモーションもあわせてサポートしました。
誰も体験したことのない、次世代のスキンケアサービスをわかりやすく伝えるために
Optuneは、肌の状態や、気温や湿度といった外的環境、さらには生理周期などの体のバイオリズムも含めてアプリで管理しながら、専用マシンを通じて80,000通りを超えるパターンからその日の肌に最適なスキンケアを提案する、新しいかたちのパーソナライズドスキンケアブランドです。
アプリのUI/UXをどのように設計するかは、サービスやブランドをかたちづくる重要な要素。さらに、プロモーションのフェーズにおいても、あらゆるメディアを使ってターゲットに正しく認知してもらうための戦略が求められました。
複雑な仕組みをビジュアルで理解し、直感的に操作できるUI/UXデザインを提案
アマナではβ版のアプリ開発を担当し、グラフィックを駆使しながら、細かなセンシングの仕組みや使い方をユーザーが直感的に理解し操作できるUIを提案。また、スマートフォンでの肌スキャン撮影の方法や専用マシンの操作など、具体的な使用方法をムービーにまとめてβ版ウェブサイトで展開。抽選で選ばれた方々にβ版サービスをテスト使用いただいた調査結果も踏まえて、サービスとしてのあり方やブランドの目指す方向性をクライアントと深く共有するとともに、本格ローンチに向けた開発を推進した㈱野村総合研究所とも連携し、実サービスへ反映しました。
Optuneのあるライフスタイルをイメージしてもらうべく、
体験訴求に軸をおいたコンテンツマーケティングを展開
仕事にもプライベートにも忙しく、スキンケアに十分な時間を割けないキャリア女性を主なターゲットにおいていたため、サービス自体の認知に向けては、CMでの拡散とともに、駅構内のサイネージや車内のトレインチャンネル、ウェブメディアへの出稿等を中心に展開。
さらに、サービスへの理解を深めていただくために、使用シーンを具体的にイメージしてもらえるよう、ユーザーの声を記事化し、美容や暮らしに役立つ内容も交えたオウンドメディアを軸としたコンテンツマーケティングで体験訴求を強化。記事化にあたっては、アマナの保有するライフスタイルメディア「MilK」編集部のエディトリアルスキルを活用しました。次々と開発するコンテンツを、SNSやアプリなどメディア横断的に配信し続け、計測と最適化を繰り返しながら会員顧客の定着を促す仕組みを構築しています。
アプリケーション開発から、UI/UXデザイン、ムービー・グラフィック制作、ウェブコンテンツ企画制作やコンテンツマーケティングに至るまで、アマナグループのソリューションが統合的に活かされた案件となりました。
「Optune(オプチューン)」ウェブサイトはこちら。
- クライアント : 株式会社資生堂
- プロデューサー : 五藤 裕樹 / 松本 真一 / 山本 純平 / 宮本 真知子 / 竹中 耀子
- テクニカルディレクター : 新村 卓宏
- Webディレクター : 青木 裕美 / 中村 祐太
- Webデザイナー : 有村 公一 / 山下 貴弘
- Webムービー監督 : 謝花 香織 / 花原 渉
- Webムービー・プロダクト撮影 : 松栄 憲太
- レタッチ : 大井 一葉 / 丸岡 和世
- 取材・記事編集 : 星本 和容 / 赤津 加恵
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