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富士山三島東急ホテル
ツーリストラウンジプロデュース

空間演出、展示・アートワーク、デジタルサイネージ制作、観光案内ツール制作

2020年6月、静岡県三島市のJR三島駅前にオープンした「富士山三島東急ホテル」。ホテル内に設けられたツーリストラウンジでのアートワークやデジタルサイネージを活かした空間演出、観光案内ツールの制作をアマナで手掛けました。

エディトリアル|空間演出デザイン|スチル撮影|グラフィックデザイン

コンセプトは「富士を感じるベースホテル」
広域観光交流拠点として観光案内を強化したい


三島は、東京~大阪を繋ぐゴールデンルート上に位置し、富士・箱根・伊豆などの周辺観光地へのアクセスにも優れた場所。駅前というホテルの立地もあり、周辺への広域観光交流の拠点として機能させるべく、ホテル内での観光案内を強化したいという課題がありました。

アートワークやデジタルサイネージを交えながら
観光体験を深めるきっかけを提供する空間を制作


インターネットでいつでもどこでも情報が得られる時代に、宿泊施設のツーリストラウンジに求められる観光案内のポイントは何か。検討の末にたどり着いたのは、土地の文化や歴史を体感できるストーリーを豊かなビジュアルで表現することにより、観光体験を深めていただくためのきっかけとなる場を提供することでした。

ホテル全体に醸し出される和の佇まいという空間コンセプトに合わせて、ツーリストラウンジの壁面には水墨画のアートワークを制作。描いたのは、水墨画家・與座巧さん。周辺各地の観光協会とも連携しながら描く名所を検討し、三島や富士山だけでなく、小田原城や箱根旧街道の石畳といった周辺名所のモチーフも織り交ぜた作品に。デジタルサイネージも組み合わせて配置し、QRコードから観光情報を取得できるようにしています。

さらに、気になった場所をピックアップできる観光案内アートカードを制作。三島の名店や周辺の観光名所に息づくストーリーを取材し、各所を撮り下ろした美しいビジュアルとともに紹介。おもて面には與座さんの水墨画をあしらい、収集したくなるデザインにしています。カード形式のため、情報の更新や追加も手軽に行うことができます。






また、ホテル最上階にある展望温浴施設の湯上りどころには、別のアートカードを制作。ツーリストラウンジと異なり、宿泊客のみが利用するスペースであることを考慮し、三島に残る文豪のエピソードや、地酒の名前の由来、三島で親しまれる民謡「農兵節」が広まったエピソードなど、三島についてのよりコアな情報を取材してまとめました。

パートナーや家族を待つ湯上りの間にほっこりとした気分で読めるよう、イラストを交えて優しいテイストに。描いたのは、山下航さん。外国人宿泊客も多く利用することから、日本語の美しさに触れていただけるよう、「とめ」「はね」「はらい」などのラインや形状が美しく見える書体でタイポグラフィを用いた表現にしています。




広域観光交流拠点としての情報発信をしながらも、三島自体の魅力を改めて丁寧に掘り起こし、足をとめていただくきっかけをつくることにつながった本案件。ホテルの方々や観光協会との連携の中で、アマナグループのデザインやエディトリアルの知見を活かして、地域の魅力を可視化した事例といえます。

  • クライアント : 東急株式会社
  • プロデューサー : 菰田 涼太郎 / 杉山 諒 / 岡村 徹 / 遠藤 七施 / 松本 光平
  • プランナー : 濱谷 俊輔
  • アートディレクター : 丹代 哲郎
  • グラフィックデザイナー : 丹代 哲郎
  • テクニカルディレクター : 杉山 諒
  • フォトグラファー : 猪飼 ひより / 貞末 歩夢
  • プログラマー : 佐藤 史崇

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