「リテールテックジャパン2018」デンソーウェーブ展示コンテンツ
コンテンツ企画、プログラミング
人とロボットが一緒に作業するコラボレーションロボット、というコンセプトで開発された、世界最小クラスの小型ロボットアーム「COBOTTA(コボッタ)」。2018年3月6日〜9日に東京ビッグサイトで開催された「リテールテックJAPAN2018」においてライブパフォーマンスコンテンツの企画、プログラミングを行いました。
アマナでは初期のプロトタイプから携わっており、展示会でのデモンストレーションの開発などを手がけてきました。
これまでは主に「COBOTTA」の能力をアピールしてきましたが、今回のテーマはより具体的な機能や利便性が伝わりやすい動きを見せること。
展示会場を訪れた人が「COBOTTA」の前に立つと、搭載されているカメラで顔写真を撮影。その表情(感情)を読みとり、解析結果に基づいてバスソルトを選択。「COBOTTA」がアームを伸ばしバスソルトを差し出してくれる、という一連のパフォーマンスを披露しました。
感情(表情)を解析する方法はマイクロソフトのシステム「Microsoft Face API」を使用。さらに人間の感情を色相環のように分類した「プルチックの感情の輪」を元に、感情のパラメーターとバスソルトの種類をひもづけるルールを策定しています。
「人との協働」というコンセプトを意識し、バスソルトは「COBOTTA」の肩をポンポンと叩くことで手渡してくれる、という演出に。ロボットに実際タッチするというインタラクションは来場者からも好評を博しました。
機械学習プログラムやハードウェア制御などを駆使して、アイデアと実行力で新たな体験に昇華することができた作例となりました。
- クライアント : 株式会社デンソーウェーブ
- プロデューサー : 加藤 真 /杉山 諒
- テクニカルディレクター : 三井所 高成
- ディレクター : 天野 有希子
- デザイナー : 津田 亮介
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