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お知らせ

2021.04.06

料理通信社:第5回「食生活ジャーナリスト大賞」受賞
~コロナ禍、食業界に携わる人々にとっての指針に~

さまざまなビジュアルコミュニケーション事業を展開するアマナグループで、食にまつわるメディア事業を軸に、コンテンツ制作やイベントの企画運営などを手掛ける株式会社料理通信社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:堀越欣也)は、この度、第5回「食生活ジャーナリスト大賞」の「ジャーナリズム部門」を受賞しました。

 



「食生活ジャーナリスト大賞」(2016年創設)とは:


食に関する情報発信や食文化(食育、料理、調理、地場産業の振興、食文化の継承など)の分野ですぐれた活動や業績を残している個人または団体を顕彰する賞で、毎年、「ジャーナリズム部門」と「食文化部門」の2部門の受賞者を発表しています。コロナ禍において食業界が苦闘する中、食の未来性を予感させる先進的な取り組みを次々に伝えた一連の報道が評価されてこの度の受賞となりました。同賞を主催する食生活ジャーナリストの会(JFJ事務局代表幹事小島正美氏、会員数 154人)は、下記の講評を発表しています。

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「2020年初頭、新型コロナの感染拡大により緊急事態宣言が発令され、飲食店は休業を余儀なくされ、生産者は食材の行き場を失うという未曽有の事態となった。
同社はそれまでも「作り手、使い手、食べ手を結ぶ」をコンセプトに国内外の生産者、料理人、生活者を繋ぐ活動を行なっていたが、
コロナ禍においては雑誌『料理通信』では”未来のレストランへ”、Web料理通信「The Cuisine Press」では“大地からの声”のシリーズを立ち上げ、
飲食店や生産者の取り組みを取材し発信し続けた。

伝えられた情報は、食に関わる多くの人がどこへ向かうべきか何をすべきか先行きを見失いがちになる中、
食業界に携わる人々にとってコロナ禍における指針ともなり得るものであった。

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3月29日(月)に日比谷図書文化館4Fスタジオプラス小ホールにて行なわれた授賞式では、同社編集主幹の君島佐和子が、「食メディアの役割とは?」と題してスピーチを行ないました。「メディアの多様化やSNSの浸透が進む中、コロナ禍に際して食メディアは何をすべきか、何ができるのか? 社会と対峙する食業界の人々、自然と向き合う生産者たち、彼らの声を丁寧に聞き取り、世に送り、蓄積していくことが私たちの役割と考えて発信活動を行ないました。制約の多い状況下で取材が成立したのは、料理通信社を支え続けてくださっている食の世界のみなさんのおかげです。」

弊社は今後も、食に携わる方々の仕事に目を向け、食が担うことができる大きな役割を丁寧に翻訳し、料理通信社だからこそできる発信を続けてまいります。
 



アマナグループの株式会社料理通信社(2005年創業)は、“食で未来をつくる・食の未来を考える”をテーマにしたWeb料理通信「The Cuisine Press」の運営を通して、
食を取り巻く社会課題に向き合う報道を展開。2020年までは雑誌『料理通信』も発行。国内外の様々な食に関わる情報発信を行っている。
 

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