株式会社アマナ(東京都品川区、代表取締役社長:金子剛章)は、社内クリエイティブチーム「EVOKE」による初の書籍『between us ~私たちはAIと、創造性を問い直す~』を2025年7月7日(月)に刊行いたします。
本書は、近年の生成AIの普及初期からその可能性と向き合い、現場での実践とその共有を重ねてきたEVOKEの取り組みをまとめた、ひとつの通過点であり成果の記録です。AIをどう創造のプロセスに組み込み、どう使いこなすか。その実践知に加え、多様なクリエイターや研究者、企業との対話を通して、創造性の本質に迫ります。
■書籍情報
書名:between us 私たちはAIと、創造性を問い直す
著者:EVOKE(株式会社アマナ)
出版社:株式会社アマナ
発売日:2025年7月7日(月)
価格:2,200円(税抜)
判型・ページ数:B5変形/164ページ
ISBN:978-4-86587-000-8
JANコード:1923070022002
販売チャネル:Amazon https://amzn.asia/d/c9x9T33 (予約受付中)
※本書は、2025年7月7日(月)よりAmazonにて先行発売予定。その後、順次書店等での取り扱いも予定しています。
■書籍概要
本書は、近年の生成AIの普及初期からその可能性と向き合い、現場での実践とその共有を重ねてきたEVOKEの取り組みをまとめた、ひとつの通過点であり成果の記録です。
AIを単なるツールではなく、創造の相棒としてどう扱うか。その模索の中から見えてきたのは、「技術」と「意味」のあいだを往復することが、創造性にとって欠かせない営みであるという実感でした。
実験的に推進してきたAI × クリエイティブのプロジェクト、プロンプト設計や表現開発のプロセス、そして多様なクリエイター・研究者・企業が交差する現場での対話を収録。
チームづくりのあり方にまで踏み込みながら、生成AIと創造性の関係を多角的に描いています。
EVOKEチームは、本書の制作において、企画アイデアから表紙ビジュアルの生成に至るまで深く関わり、クリエイターならではの視点と手触りを臨場感をもって伝えます。日々の仕事にAIを取り入れはじめたクリエイターから、組織として活用を模索するビジネス層まで。
この一冊が、「AIと人間のあいだ」でゆらぐ創造性について考える刺激となれば幸いです。
■書籍の特徴
1, 多彩なゲストとの対談で見据える創造性の現在
世代も領域も異なる多彩なゲストとの対話を収録。生成AI をめぐって交わされる「ここだけの話」から、創造性のこれからが立ち上がります。
<登場者プロフィール>
曽根原 健一(amana フォトグラファー)
プロダクトおよびシズル撮影を得意とし、国内外で指名を受ける。受賞多数。
夢眠 ねむ(実業家・美術家)
夢眠書店店主/キャラクタープロデューサー。でんぱ組.incの元メンバー。
萩原 幸也(リクルート クリエイティブディレクター)
リクルートグループのブランディングやマーケティングを牽引。国内外の受賞多数。
伊藤 紺(歌人)
『気がする朝』『満ちる腕』著者。商業施設での展示や執筆で活躍中。
董 冕雄(研究者/室蘭工業大学)
博士。室蘭工業大学 副学長および最年少教授。
秋元 陸(Stylus Japan K. K. カントリーマネージャー)
未来戦略・新規事業などの経営戦略をサポートする。
佐々木 康裕(Lobsterr発起人)
デザイン・イノベーションファーム・Takramにも所属。著書多数。
2, 企業と挑んだ創造の最前線、AI×クリエイティブの記録
本書の核となるのは、EVOKEと4社の企業との間で実施された、実践的なAI活用プロジェクトの記録です。生成AIをどう組み込み、ブランド課題にどう応えたのか。プロンプトの工夫、合意形成のプロセス、表現へのこだわりなど。その舞台裏を、実際の関係者との対談を通じてふりかえります。AIという未知の領域に、一緒に踏み出すことで生まれた「挑戦の熱」がリアルな臨場感と学びをもたらします。
3, 特典・すぐに実践できるAIテクニック集付き
書籍購入者限定で、EVOKEのプロンプトアーキテクチャーが編纂したデジタルZINE『prompts〜DIALOGUES with AI』をダウンロード提供しています。ChatGPTやClaude、Midjourney、Fireflyなどのツールの選び方、 AIとの対話に必要な思考設計、プロンプトの構造、そして感性の翻訳方法を体系化。実務での応用を前提にした、実践者のための“創造的AI活用術が詰まっています。
■こんな方におすすめ
① 生成AI 活用に悩むデザイン組織のマネジメント層
② クリエイティブに興味がある企業のAI、DX 担当者
③ 実践で生成AI を活用するクリエイター
■目次や構成の概要
Statement & Dear Readers
なぜ今、私たちが「AIと創造性」というテーマに向き合うのか。EVOKEの姿勢を示す導入章。
Chapter 1: In Dialogue ─ 対話の中で
夢眠ねむ、萩原幸也、伊藤紺、董冕雄ら、多彩なクリエイターとの対話を通じて、創造性の現在地を見つめる。
Chapter 2: Case Study ─ 創造のドキュメント
AIを活用したクリエイティブ実践と、それを支えたクライアントとの対話を紹介。
Column: 知の探索者たちのリサーチ力
思考の掘り下げを支えるリサーチの手法や記録を紹介。(登場者:秋元陸〈Stylus Japan〉、佐々木康裕〈Lobsterr〉)
Chapter 3: AI時代のチームビルディング
変化の時代における、新たなチームの在り方について考察。
Until We Meet Again
テーマのさらなる探索へと読者を誘う終章。
付録:プロンプト集 生成AIのプロンプト例やツールの選び方をまとめた、思考と実践をつなぐ実践ガイド付き。
■出版記念イベントのご案内
書籍『between us〜私たちはAIと、創造性を問い直す〜』の刊行を記念し、2025年7月8日(火)にEVOKEによるトーク&展示イベントをMIDORI.so NAGATACHOにて開催いたします。生成AIと人間の感性が交差する現場のリアルな試行錯誤を共有し、これからの創造性について考える場です。
第一線のクリエイターたちが制作を通して得た「問い」「葛藤」「確信」を語る2時間に加え、生成AIに気軽に触れられる体験コンテンツもご用意しています。
▼このような方におすすめ
・生成AIを活用した新しいチーム体制を検討しているDX推進企画部門の方
・ブランドの世界観やトーンを損なわずに生成AIを導入したいマーケティング責任者の方
・生成AIを業務に取り入れたいが、単なる効率化で終わらせたくない方
・プロンプト設計やクリエイティブ制作において、生成AIとの協働を模索しているクリエイターの方
・AI時代の創造性や表現のあり方について、一歩踏み込んで考えたい方
▼出版イベント概要
日程:2025年7月8日(火)
時間:17:00〜19:00(懇親会 19:00〜20:00)
会場:MIDORI.so NAGATACHO(東京都千代田区平河町2-5-3)
形式:オフライン/事前登録制
定員:60名(応募多数の場合は抽選)
申込締切:2025年7月1日(火)18:00
参加費:無料
主催:株式会社アマナ
申込先:https://bit.ly/4lmdLGs
▼プログラム(予定)
17:05 – 17:20|トークセッション「ここだけの話①アマナがAIの本を出したわけ」
17:20 – 17:40|メンバー紹介「ここだけの話②作り手から伝えたいこの本の見どころ」
17:40 – 18:40|メインセッション「ここだけの話③プロンプト時代の『言葉』と創造性」
18:40 – 18:50|Q&Aセッション「ここだけの話④来場のみなさんとの対話」
19:00 – 20:00|懇親会: AIを使ったミニワークショップ、書籍制作の裏側展示、スペシャルドリンクもご用意
■著者プロフィール
EVOKE(イヴォーク)は、株式会社amana が擁するビジュアルドリブンなクリエイティブチーム。型にとらわれない発想と最新テクノロジーを融合し、クライアントの「ありたい姿」を鮮やかにビジュアライズすることを強みとする。
個性豊かなメンバーは、それぞれが専門的な役割を横断しながら、日々新たな価値創造に挑戦している。クライアントの創造性を呼び起こし、共感とリアリティあふれる未来をともに描いていく。 amana 社内でも新たな道を開拓するチームとして、有機的にその形を変えながら価値創造を模索してきた。その軌跡を書籍というかたちに込め、発信に至る。