Stellar Science Foundation「THE SS-F GALA 2023」
イベント、コミュニケーションデザイン、グラフィック制作
Stellar Science Foundation(ステラ・サイエンス・ファウンデーション)は、「科学の力で、世界を前に進める。」をビジョンに掲げ、科学者の創造力に着目し、科学研究を支援、サポートする非営利団体です。アマナは、2023年9月14日に東京アメリカンクラブにて行われたStellar Science Foundation主催のイベント「THE SS-F GALA 2023」において、ワークショップの企画やコミュニケーションツールのデザイン、当日のファシリテーションまでを幅広く担当しました。
自己紹介カードを通して深まる参加者同士のコミュニケーション
「THE SS-F GALA 2023」は、様々な分野の研究者とサポーター企業が一堂に介する、年に1度のイベントです。
イベントテーマは、「Together and Beyond(共に、そしてその先へ)」。ライフサイエンス(生命科学)、マテリアルサイエンス(素材科学)、コンピュータサイエンスの3分野から日本を代表する若手研究者が集まり、ワークショップで交流、社会の課題解決に向けたアイデアをディスカッションする場となりました。
冒頭のアイスブレイクでは、アマナのイメージングディレクターを務めるコンスタンス・リカがデザインした自己紹介カード「STELLAR POWER CARDS」が参加者同士のコミュニケーションを深めました。このカードは、それぞれの研究者の専門分野や個人の特徴をアニメーションで表現しており、参加者が楽しみながら、お互いの強みを知るきっかけとなりました。
STELLAR POWER CARDS(テンプレートのため記載の名前は仮称です)
「STELLAR POWER CARDS」を使用したアイスブレイクの様子
世界はどこに向かうのかを科学者視点で考える
このイベントのメイン企画である「STELLAR FUTURE VISIONING」では、研究者やサポーター企業など、様々な分野のメンバーで構成された7つのグループに分かれてディスカッションを行いました。
ディスカッションのテーマは、「AI Future Visioning Experience」です。「持続可能な都市化」「生物多様性の保全」「発展途上国における健康」の3つのカテゴリからグループごとに1つを選び、課題解決のアイデアを書き出し、さらにグループでディスカッション。各チームにアマナのメンバーも1人ずつ参加し、生成AI(Midjourney)を使ってアイデアを可視化していきました。その後、グループでまとめたアイデアをもとに、生成AIで作成したビジュアルを活用し、具体的な解決策としてプレゼンテーションをしました。また、このワークショップのファシリテーションはアマナのコミュニケーションプランナー・杉山諒が担当しました。
参加者の方々からは、「オープンコラボレーションとして様々な意見を持ち帰ることができた」や「違う分野の人たちと議論することがあまりなく、言語化する機会がないので、研究テーマが違う方との交流できたことがよかった」などのご意見をいただきました。
アマナは、今回のワークショップで参加者のみなさまが思い描いたイメージを言語化し、ビジュアライズするお手伝いをさせていただきました。
様々な意見が飛び交うきっかけをつくるには、ビジュアルコミュニケーションが有効な手段であり、アマナが得意とする分野です。
- クライアント:一般社団法人STELLAR SCIENCE FOUNDATION
- コミュニケーションプランナー:杉山 諒
- イメージングディレクター:堀口 高士・コンスタンス リカ
- デザイナー:田村 結佳
- プロデューサー:野美山 祐介・佐藤 謙介・飯塚 茜・福地 満帆・赤崎 朝望
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