プレスリリース
2019.06.27
「FIG OUT 2019 - 拡張するビジュアル表現 -」展のご案内〜デジタルテクノロジーに特化したアマナのプロトタイピングチームと企業が共創〜
アマナグループにて、プランニング&デザインの提供、並びに様々なマーケティングニーズに関する提案を行なってまいりました「株式会社アマナデザイン」は、
2020年7月1日をもって、株式会社アマナに合併いたしました。
尚、アマナグループにて、最新のデジタル技術に特化したクリエイター集団として様々なニーズに応えてまいりました「株式会社アマナデジタルイメージング」は、
2020年11月1日をもって、株式会社アマナに合併いたしました。
今後の案件のご相談につきましては、下記フォームよりお問い合わせください。
https://amana.jp/contact01/service.html
さまざまなビジュアルコミュニケーション事業を展開するアマナグループの株式会社アマナデザイン(本社:東京都品川区、代表取締役社長:澤 幸宏)は、この度、ビジュアルコミュニケーション・テクノロジーを追求するプロトタイピング・ラボラトリー「FIGLAB(フィグラボ)」の企画展として、表現の可能性を探る展覧会『FIG OUT 2019 - 拡張するビジュアル表現-』を開催します。
2013年に始動した「FIGLAB」は、これまで、テクノロジー、デザイン、エンジニアリングを通して表現を拡張する試みを行ってきました。そのアプローチはドローンやロボティクス、ディープラーニングなど領域を問わず広がり続けています。活動の根底にあるのは、視覚表現を用いてアイディアやコンセプトを形にする「ビジュアルコミュニケーションを実現すること」という考え方。近年では、ラボラトリーとしての技術拡張に留まらず、アイディア実現の手法を、異なるフィールドの企業・集団との共創関係の中で追及し、さらなる表現の深化と新たなビジネス創出の可能性を広げていけるようになっています。組織の垣根を超えて互いに思考し、「ビジュアル」を核としながら画像・映像・インスタレーション・プロダクトなど、多様な形態をとってアウトプットしています。
本展では、企業・集団との〈ビジュアル表現とテクノロジーを基軸とする共創関係〉から生まれたさまざまな形のアウトプットを発信します。また、体験型の展示も予定しています。会期中、アマナのコミュニケーションプラットフォームである「H(エイチ)」メディアをハブに、トークセッションも開催します。
本展を通して、多くの人が、多面的なアプローチによるビジュアル表現が持つ可能性を体感し、考え、育む場となれば幸いです。
▼企画展概要
「FIG OUT - 2019拡張するビジュアル表現 -」
http://figout.jp/
会 期 : 2019年7月5日(金)~7月14日(日) ※会期中無休
※オープニング:7月5日(金)19:00〜(どなたにも参加いただけます)
時 間 : 11:00~19:00(入場は閉館10分前まで)
会 場 : session hall / IMA gallery(住所:品川区東品川2-2-43 T33ビル1F)
http://figout.jp/access.html
入場料 : 無料
問合せ : TEL/ 03-3740-0270、E-Mail/ figlab@amana.jp
主 催 : (株)アマナデザイン
協 力 : E Ink Japan株式会社、株式会社QDレーザ、株式会社クレア、株式会社スパイス、ソニー・インタラクティブエンタテインメント、ソフトバンク株式会社、大日本印刷株式会社、株式会社たけびし、駐日イスラエル大使館、TOKYO、株式会社乃村工藝社、NOMLAB、パナソニック株式会社 アプライアンス社 Game Changer Catapult、株式会社アマナ、株式会社アマナイメージズ、株式会社アマナデジタルイメージング(五十音順)
▼主な展示
作品名:E-FRAMES(2018年)
紙の長所とされる視認性を保ちながら、表示内容を電気的に書き換えられる電子ペーパーを作品の新たな支持体と捉え、電子ペーパーにおける表現の可能性を探る作品です。現在も発展途上にあるこのメディアを用いて、その特徴を引き出すコンテンツを「FIGLAB」にて制作しました。
作品名:Drawn By Drone(2019年)
モーションキャプチャー技術を使い、人間が描くラインをデジタル上でドローンの動きに変換することで人間が描いたものをドローンがトレースします。ドローンが描く絵は単なるオリジナルの二次的派生物ではなく、そこにはフィジカルの制約からくる不完全さ、無意識、身体性、記号的イメージなど、新たに美的な秩序が生まれます。本作は、世界各国より200人のデザイナーが集い、100超の展示やプロジェクトが行われる国際アートイベント「エルサレム・デザイン・ウィーク2019」にてドローン・ライブ・ペインティングのパフォーマンスを展開しました。
https://amana.jp/news/detail_431.html
作品名:AMP - Ambient Media Player(2016年)
映像と音の価値を、空間への価値へと昇華させ、それに相応しいハードウェアとコンテンツキュレーションサービスを掛け合わすことで生まれた、新しいインテリアのかたちです。「FIGLAB」ではパナソニック アプライアンス社の新規事業創出プロジェクト「Game Changer Catapult」とともにUIプロトタイプの設計・制作を行いました。
▼エイチ(H)メディア主催トークセッション
「FIG OUT 2019 - 拡張するビジュアル表現 -」展開催に際して、アマナが運営するコミュニケーションプラットフォーム「H(エイチ)」との共同企画として、スペシャルゲストをお招きしたトークセッションを2回にわたって行ないます。
あらゆるクリエイティブが溢れる現代においてもなお、なぜアーティストは表現することを止めないのか。テクノロジーを使って表現をアップデートし、社会に新しい価値を提案するアンリアレイジのデザイナーの森永邦彦さん、メディアアーティストの後藤映則さん、「FIGLAB」とともに、表現の核心に迫ります。
――――――――――――――――DAY1―――――――――――――――――
「ビジネスモデルから語らない、“共創と表現”の関係」
新たなビジネスモデルを創出しようと、“テクノロジー・ドリブン”でいくつもの事業共創プロジェクトが生まれています。そんな中、“表現”からその可能性を探ろうとしているのが、乃村工藝社の「NOMLAB」とアマナの「FIGLAB」。それぞれ独自にラボラトリーを立ち上げて活動していたなかで、なぜ“共創”という形で作品を発表するに至ったのか。「共創による表現の拡張性」について、かつて「NOMLAB」に在籍し、現在はアーティスト/武蔵野美術大学専任講師として活動する、後藤映則氏とともに議論していきます。
日 時: 2019年7月10日(水) 19:00〜20:30(18:30開場)
登壇者: 後藤 映則(アーティスト)x 三井所 高成(FIGLAB)x 杉山 諒(アマナデザイン)
<モデレーター:タジリケイスケ(「H」編集長)>
詳細は下記よりご覧ください。
https://h-media.jp/event/20190710/
――――――――――――――――DAY2―――――――――――――――――
「表現で翻訳する、社会のあり様」
社会や産業があらゆる改革を強いられる中、多くの企業がイノベーションを起こそうとしのぎを削っています。しかし、なかには「イノベーション」という言葉だけが先行し、既存の仕組みやテクノロジーに依存した表面的なもので終止するケースも多く、本質的なクリエイションは生まれにくくなっている現実も。そんな現状に対して、ファッションの枠組みを超えて革新性を生み出しているのが「ANREALAGE(アンリアレイジ)」のデザイナー森永 邦彦氏。ファッションとテクノロジーという“ツール”を用いて未来を切り拓く森永氏とともに、表現がどのように社会に介在し、変革していくのか展望します。
日 時: 2019年7月11日(木) 19:00〜20:30(18:30開場)
登壇者: 森永 邦彦(デザイナー/株式会社アンリアレイジ代表取締役)
x 横山徹(FIGLAB)
<モデレーター:タジリケイスケ(「H」編集長)>
詳細は下記よりご覧ください。
https://h-media.jp/event/20190711/
▼「FIGLAB」とは
http://figlab.jp/
新しい技術を使い、「手を動かしながら考える」ことで、アイディアを即座に具現化・視覚化し、より高いレベルでの課題解決を目指すアマナのビジュアル・コミュニケーションテクノロジーを追求するプロトタイピング・ラボラトリー。オープンイノベーションの場として、映像/グラフィック/エンジニアリングなど多様な分野とコラボレーションし、あらたな表現と価値を生み出している。主にイベント・広告領域で活動。