16世紀に突如“ほとんど完璧なかたち”で現れたヴァイオリン。そのなかでも17〜18世紀にアントニオ・ストラディヴァリによって作られたストラディヴァリウスはマリー・アントワネットやローマ法王をも魅了したと言われています。
それから300年。
楽器の大量生産やテクノロジーの進化により音楽の民主化が起こり、いまでは誰もが気軽に楽しめるようになりました。データによって均質化された音楽が溢れる現代ともいえますが、ストラディヴァリウスの生の音は300年の時を経た今もなお、多くの人々を虜にしています。
そんななか、300年の節目を記念して、アジア初となる21挺ものストラディヴァリウスが東京に集結。実物の展示から、その響きを解き明かす科学的なアプローチまで、ストラディヴァリウスの魅力を様々な視点から解剖していく展覧会「STRADIVARIUS ‘f’enomenon -ストラディヴァリウス300年目のキセキ展-」が森アーツセンターギャラリーにて10月9日〜15日に開催されます。
そこで、エイチでは同展覧会とコラボーレーションしたスペシャルトークセッションを開催! ロンドンに拠点をおく、気鋭の現代作曲家の藤倉大さんの来日に合わせ、「黒鳥社」のコンテンツ・ディレクター若林恵さんと、同展覧会を主宰する中澤創太さんをお迎えして、ストラディヴァリウスと現代音楽の魅力の真髄に迫る、クラシックファンならずとも必聴の一夜限りのトークセッションをお届けします。
※申込みされた方のなかから抽選で10名様に、「STRADIVARIUS ‘f’enomenon -ストラディヴァリウス300年目のキセキ展-」の特別招待券(定価2,300円)をプレゼント!
当選発表は当選された方のみ、9月21日(金)正午にエイチ編集部よりご連絡いたします。当選された方はイベント当日、受け付けの際に招待券をお受け取りください。
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●[第1部]19:30〜20:20
「謎多きストラディヴァリウスの真価とは」
登壇者:藤倉 大 × 中澤創太
ストラディヴァリウスといえば最も高額なヴァイオリンとして知られていますが、なぜそれほどまでの価値をもたらしているのかご存知でしょうか? 300年ものあいだ、幾人もの演奏家や聴者を魅了し続けるその真価について、中澤さんの解説とともに、ストラディヴァリウスを所有する音楽家の楽曲制作を数多く手がける藤倉さんのインサイトも交えてセッションを展開していきます。
●[第2部]20:30〜21:30
「現代音楽がもたらす創造性とその未来」
登壇者:藤倉 大 × 若林 恵
15歳のときに単身イギリスへと渡り、現代音楽シーンの最前線を切り拓いてきた作曲家の藤倉大さん。坂本龍一氏やデイヴィット・シルヴィアン氏とも親交が深く、世界中のアーティストを引きつける藤倉さんのクリエイティビティの源泉はどこにあるのでしょうか。また、「50年後の音楽をつくっている」と話す藤倉さんにとって、音楽の未来をどのように見据えているのでしょうか。ちょっと小難しい(?)現代音楽の魅力とその未来について、編集者でありながら音楽ジャーナリストとしても活動する若林さんのファシリテーションで紐解いていきます。
〔イベント概要〕
現代音楽とストラディヴァリウスが交差する日
日 時 2018年9月21日(金)19:30~21:30
会 場 amana square
料 金 2000円
定 員 72名(先着順)
申込締切 2018年9月21日(金)12:00
※当日は19:00より開場致します
※トークイベントの録音はご遠慮願います
※定員に達し次第、募集を締め切らせていただきます
※キャンセル待ちは空きがでましたら、随時Peatixで募集いたします
イベント申し込みはこちらから
ヒト・コト・ミライが交差するリアルプレイス「H(エイチ)」
ビジュアルコミュニケーションで社会に貢献する株式会社アマナが発行・制作する、4つのこだわりメディア『IMA』『MilK』『料理通信』『Nature & Science』。それぞれに、独自の切り口で洗練されたコンテンツをお届けしてきたこれらのメディアが集まり、ウェブとリアルが連動する新しいメディア「H(エイチ)」が誕生しました。
「H」では、4つのメディアと深いかかわりを持つ方々をお招きしたトークイベントやワークショップなどのイベントを開催し、ビジネスシーンにおける課題解決のヒントや、アイデアの種を探る場として、さまざまなコンテンツを発信していきます。