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科学誌『nature』発表 研究論文CGムービー制作

CGムービー制作

最先端医療に関する研究者の論文発表を、医療・科学分野に特化したアマナのハイドロイドチームがビジュアル制作でサポートしました。

Science & Medical
3DCG

iPS細胞に関する研究発表内容を、CGムービーでわかりやすく表現したい

iPS細胞を研究する、東京医科歯科大学の武部貴則教授らの研究チームは、ヒトのiPS細胞から5ミリ角ほどの「ミニ多臓器」をつくることに世界で初めて成功。2019年9月、科学誌『nature』にその研究論文を発表し、国内外多数のメディアで報じられ注目を集めました。

研究内容もさることながら、それをわかりやすく伝えることも重視される時代。最近では、図表や写真を使った表現のほか、論文に動画を添付するケースも多くなってきているといいます。また、海外の病院では、院内に動画制作チームを抱え、どんな手術なのかをわかりやすく説明するなど、患者やその家族とのコミュニケーションにも動画が活用されています。
参考:Cincinnati Children's

これまでのiPS細胞研究は単独の臓器をつくるものが多かったのに対し、今回武部教授が発表した研究では、肝臓、胆管、膵臓を連結させた状態でつくることに成功。移植後に体内で長期間働く臓器を実現できる可能性があり、新薬開発にも役立つ画期的な研究です。より多くの研究者に内容を深く理解してもらうため、武部教授が所属するシンシナティ小児病院の支援を受けて動画をつくることが決まりました。

研究者の頭の中にしかないイメージを
“伝わる”CGムービーに適切に落とし込むには


試験管の中で起こっている70日間にわたる細胞の変化を、2分間のCGアニメーションにまとめています。

テキストや図表・写真でまとめられた論文データ、そして武部教授へのヒアリングをもとに、臓器が形成されていく様子をどのように表現すべきかを検討。どの資料にも載っていない、目に見えない細胞を適切にビジュアライズする必要があります。各時点での細胞の形状については、武部教授と実際に顔を合わせながら、粘土を使って細かい形状を立体的に確認。あらゆる角度から確認することで正確に形状を理解し、それをもとに3DCG制作スタッフにディテールを指示しながら制作しました。

CG制作においては、あらゆる分野のCGに活用され、クリエイターから注目を集めている「Houdini」を活用。細胞の有機的な動きをこの3DCGソフトを活用して表現しました。

医学領域の専門的な研究内容を深く理解し、それを咀嚼しながらクリエイティブ制作に落とし込める、ハイドロイドチームならではの映像に仕上がりました。

※『nature』掲載内容:前腸と中腸境界からの、ヒト肝・胆・膵の器官発生のモデリング

  • スポンサー : シンシナティ小児病院
  • クライアント : 武部貴則教授
  • プロデューサー : 谷合 孝志 / 玉井 潤 / 永田 雅己
  • ディレクター : 玉井 潤
  • CG制作 : ハダード ロマン / 山崎 勇太
  • コンポジット : 藤本 真一郎

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