プレスリリース
2020.12.22
『IMA』vol.34「特集:ヴィヴィアン・サッセン、その鮮烈なるビジョン」刊行!
~鮮やかなイメージが発する作品制作の背景から、私たちが時代に対峙し、自己を見つめるための普遍的なヒントに迫る~
さまざまなビジュアルコミュニケーション事業を展開するアマナグループ(本社:東京都品川区、代表取締役社長 兼 グループCEO 進藤博信、以下「アマナグループ」)は、この度、アート写真の季刊誌『IMA』vol.34 (2020年冬号)「特集:ヴィヴィアン・サッセン、その鮮烈なるビジョン」を刊行しました。
2000年以降の写真表現における変革に、デジタル化が大きな影響を与えたことは疑いようもない事実だが、同じくらい重要なファクターとして挙げられるのがヴィヴィアン・サッセンというアーティストの登場かもしれない。ジャンルを横断して影響を与えたビジュアルランゲージのインパクトは、「サッセン以前、以降」という線引きをしてもいいと言ったら言い過ぎだろうか?制作の裏側に潜む彼女の人生における重要な出来事、思考の軌跡、そして意識の変容。それらを探索し、考察する作業は、私たちが時代に対峙し、自己を見つめる普遍的なヒントを与えてくれる。いま改めて、鮮やかなイメージが発する声に耳を傾けてみたい。
また第二特集として現在、東京で個展を開催中のヴォルフガング・ティルマンス。 最新作を含む近年の作品を振り返りながら、今年のコロナ禍での自身の活動を余すことなく語り尽くしたロングインタビューも一挙掲載。インタビュアーは若林 恵氏。
▼目次より
最新作「Venus&Mercury」鏡のような写真
文=ジョアナ・クレスウェル
ヴィヴィアン・サッセン作品アーカイヴ
「Flamboya」「Parasomnia」「In and Out of Fashion」「UMBRA」「Etan & Me」
「Pikin Slee」「Of Mud and Lotus」「Roxane Ⅱ」
「そこには、ゲーテの色彩論さえも粉砕してしまいそうな色彩がある」文=布施英利
「ヴィヴィアン・サッセンの寡黙な身体性」文=チャーリー・エングマン
「私を見ているあなたを見ている私」文=フリッツ・ヒールスベルコ
「ヴィヴィアン・サッセンと詩で出会う」文=マリア・バルナス
「好奇心と本能」文=マイケル・ファミゲッティ
「母性というもののわからなさ」文=川内倫子
「現代の視点から読み解くフランス王室の歴史」文=ジェリー・スタフォード
「サッセンと交差したふたつの展覧会」文=ナンダ・ファン・デン・ベルク
「ヴィヴィアン・サッセンが起こしたファッション写真の革命」文=石田潤
教えて、ヴィヴィアン・サッセン!読者からの21の質問
ヴィヴィアン・サッセンのインスピレーション源
その他の企画
グッチの社会への眼差しを映し出す『CHIME ZINE』
STEP OUT! vol.30 木村和平
ロレックスと映画の蜜月
ヴォルフガング・ティルマンスインタビュー
G複雑な時代を照らすアーティスト、ティルマンスの現在地
連載
TOKYO and US vol.16 インカ&ニコラス
Catch Up 世界の写真ニュース
Photobook Chronicle vol. 5 『as it is』/『まほちゃん』
How They Are Made 新しい写真が生まれる現場 vol.22 片山真理
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『IMA』vol.34「特集:ヴィヴィアン・サッセン、その鮮烈なるビジョン」
2020年11月29日発売/販売価格:2,500円+税/178頁/サイズ:297×225mm/重量:680g/制作年:2020
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