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LIXIL 「LIVING CULTURE The Evolution of Living Spaces in Japan」

“物づくり”の心を伝えるブランドブック
こだわりの編集で、手元に残したい印象的な一冊に

株式会社LIXIL(以下LIXIL)は建材、設備機器から住関連サービスに至るまで、多岐にわたる商品ラインナップを誇り、世界各地で展開する住まいと暮らしの総合住生活企業です。そんなLIXILが大切にしてきた“生活文化”にかける思いと、その歩みを紹介するブランドブック制作をアマナが担当しました。

エディトリアル

依頼背景


グローバル市場において、企業の認知度を向上させたい


ドイツが誇る高級品「 GROHEグローエ 」やアメリカの大手「american standard」など、水回りの海外ブランドを傘下に迎え、グローバル市場での展開を見据えた企業活動を行ってきたLIXIL。その一環として、2017年3月にドイツで行われた世界最大規模の国際専門見本市「ISH2017(International Sanitary and Heating 2017)」へ出展しました。その際、企業認知度のさらなる向上と、LIXILが大切にしているものづくりの精神や最新技術、生活文化への功績を伝えたいと、ブランドブック制作を企画。世界にインパクトを与えられる1冊にするために、数々の写真集を手掛け、ビジュアルブック制作に造詣が深いアマナのIMA Divisionが企画、制作をサポートしました。


提案


見て美しく、触れて驚き、読んで伝わる、ハイセンスな企画を提案


制作にあたり重視されたのは、「企業の認知度を上げる」「企業活動が歴史的に日本の生活文化へ寄与がしてきたことが表現されている」ということ。そして、「ビジュアルで直感的に伝わる」“コーヒーテーブルブック”であることでした。コーヒーテーブルブックとは来客のもてなし用に、またインテリアとしても機能するスタイリッシュな冊子を意味します。
そこでIMAエディトリアルチームは、LIXILの商材の一つ、タイルをモチーフとした印象的な装丁を提案。単なる紙の表紙ではなく、触れた時にタイルを喚起させる独特な質感のベルベット系の紙で制作、タイルの形に沿った凹凸を型押し。視覚で、触覚で、鮮烈なイメージを残せる装丁デザインを目指しました。
製品を軸にするのではなく、日本文化に沿って各章を構成。日本に馴染みのない外国人が理解しやすいよう、ビジュアルを多用し、日本の風土、気候、文化、歴史や社会経済の変化と、それに呼応し進化を続けてきたLIXILの物づくりを紹介しました。日本のライフスタイルにLIXILが与えてきた影響を感じ取ることができる内容となっています。目指すは、美しいブランドブック。古い資料写真や撮り下ろし写真が混在するため、トンマナには最大限に気を配り、企業白書や教科書のような本にならないようディレクションしました。






成 果


LIXILの“物づくり”を世界に知らしめるブランドブックの完成

お披露目の場となった国際専門見本市では、完成したブランドブックを和紙に包み、水引で結ぶスタイルで提供。細やかなしつらえは来場者の心を掴み、LIXILの企業イメージをより良いものにしました。また出来上がりが好評だったことから、増刷、日本語版の制作に加え、関係者への贈答にとどまらず一般販売計画の検討へと発展。
さらに新規案件として、帝国ホテル150周年記念の建築家フランク・ロイド・ライトの展示に合わせ、建設当時ホテル外装のタイル制作に関わった株式会社INAX(LIXILの前身企業の一つ)の功績を紹介するリーフレット「ものづくりの源(ルーツ)」の制作も受注しました。こちらも筋目の凹凸がある紙を使用し、帝国ホテルのシンボルとなった簾レンガの質感を表現。凝った写真集を数多く手がけるアートディレクタ町口覚さんにデザインを依頼しました。
ビジュアルの枠を超え、受け取った時の“手触り”まで考慮にしたエディトリアル制作で、LIXILの物づくりへのこだわりを世界へ伝えた事例です。



  • クライアント:株式会社LIXIL
  • エディトリアルディレクター:太田 睦子 / 萩原 祥吾
  • プロデューサー:池永 一

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