

PLAZAの店頭で配布するバレンタイン用のリーフレットを、
各ページごとのキャッチフレーズに合わせた世界観で撮影。
リーフレットに掲載されたお菓子の作り方を紹介する動画も担当。

料理写真撮影が専門のスタジオ、hue(ヒュー)。
そこでフォトグラファーとして働く大野咲子さんに、
インタビューさせていただきました。
「私がフォトグラファーになりたいと思い始めたのは、学生のときでした。
写真の専門学校に通っていたとき、
友達がオープンしたカフェの写真を頼まれたことをきっかけに、
「食」の写真を撮るようになっていって。
特に被写体にこだわらずに様々な写真を撮影していたのですが、
作品に料理の写真が増えていった結果、hueにたどり着きました。
食を撮るフォトグラファーとして気をつけていることは空間の作り方ですね。
料理の周りには必ず人がいるため、
写真に写っていなくても人がいる雰囲気を出せるように気をつけています。
影の落とし方や光の入り方を意識することで、
写真の中でも季節や時間帯が分かるように表現することも心がけています。
空間作りに加えて、その料理を作ったり食べたりする人がどういう人か、
具体的に想像してもらえる写真を撮れたらとも思っています。
小道具を含めて、全体のスタイリングも重要な要素の一つです。」

「PLAZAのバレンタイン限定のリーフレットを作ったときも、
女の子が楽しくお菓子作りしていることをイメージできる絵づくりにこだわりました。
スイーツをたくさん並べて、みんなで真剣にトッピングして…背景や天板の色なども検証しながら、
各ページごとのキャッチコピーに合った世界観も意識して撮影していって。
“happy”や“smile”といった言葉から連想できる優しいパステルカラーを組み合わせながら、
商品そのものも美味しそうに見えるように気を使いました。
この案件では動画も担当したのですが、クレーンを使わず手持ちで撮影したことで、
より楽しそうな感じを出せたかな、と思ってます。
あとは現場のみなさんも本当にいい人たちばかりだったので、
出演していた子どもたちのことも盛り上げてくれて、本当に楽しい現場でした。
ちなみに、動画の案件は少しずつ増えてきていてます。
そこに対応していくためには勉強が不可欠で…新しい技術の習得はもちろんですが、
どうやったら人の動きを自然に見せられるかを考えたり、
コンテを描いてみたりと、試行錯誤しながらも取り組んでいます。」

「撮影をするときに実感するのは「チームで作り上げている」ということです。
コミュニケーションを取ることはフォトグラファーに限らず大事なことだと思うのですが、
撮影時にはそのタイミングにも気をつけることも大切な気がします。
クライアントの方にチェックして頂くときも、アシスタントに指示を出すときも、
自然なタイミングを考える。場の流れを止めないことで、
そのときのベストなものづくりが出来るんじゃないかなと思っています。
人との関わりという点では、広告の撮影では誰かに求められていることに応えていくことも、
時には必要だったりします。なので、そこに抵抗を感じず、
人に喜んでもらえることを嬉しく思える人にはとても向いているのかもしれません。」

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「フォトグラファーの仕事には大変なことも多いです。体力的に厳しい部分もあったり、
期待されている以上のものを表現しなければならなかったり…でも、経験を積んでいく中で、
少しずつ仕事を覚えて、写真のことを理解していくととても面白くなってきます。
そう考えると、アシスタントの頃から空いた時間を見つけて自分で仕事や課題を見つけて取り組んで、
がむしゃらになれるといいのかなって思います。
現場でアシスタントとして働くのはもちろんですが、休日には自分の作品作りに打ち込んで、
一人のフォトグラファーとして技術を身につけていくことも大切かなって。
もちろん先輩や上司から指摘することもあるとは思うのですが、
物事に取り組む姿勢って本人の線引きに寄るところが大きいと思うんです。
どこまで突き詰めるかは本人次第で、その線引きは高ければ高い方がいい。
そこへ向かってがむしゃらにやってくれる人と一緒に働きたいなって思います。」