

roomfが世界に発信した独自プロジェクト。
アラートアプリケーションとアマナのコンテンツを融合させ、
写真表現に新たな拡張性を生み出した作品で、企画、スケジュール、
コスト管理、ディレクション、PRにかけて、全てを担当。
東京、ロンドン、パリでエキシビジョンを展開。

2014年に「roomf」を立ち上げ、
アマナのテクノロジーを使って新しい表現をプロデュースする
星本和容さんに話を伺いました。
入社した2004年は、アマナがデジタルを取り入れはじめた時で、
日々新しい仕事をして、刺激的な人達に出会っては、
会社と共に自分の視野がどんどん広がっていくのを感じましたね。
そして次第に、受託ビジネス以外でも、自ら面白いことを発信してみたいと思い、
アマナに「roomf」というチームを立ち上げることにしました。
ここはアートとテクノロジーとライフをキーワードに、
ビジュアルコミュニケーションの新しい種を開発していく部署です。
といっても最先端のデジタルをカッコ良くやりたいという話ではなく、
実は、もっと人々の生活に寄り添えるものを生み出したいと考えています。
アマナは、いい意味で仕事がポジショニングされない会社なので、
面白いことや、楽しいことを発信したいと考えている方には、
ぜひ挑戦してもらいたいですし、一緒になにかできればと思っています。

roomfの第一弾として、岐阜にあるMatildeという会社と共同で、
「amana×ARART」というプロジェクトを発信しました。
写真表現もテクノロジーの恩恵を受けて、新たな表現への局面を迎えています。
写真にアラートというアプリをかざすと、静止していた世界が、
ショートムービーのように流れ始めたり、蕾が次第に開花していき、
生命のうつろいを見ることができます。
これはぜひ実際に体験してもらいたいです。
東京デザイナーズウィークにブースを出したのですが、
期間を通して1万人の来場者があったのには正直驚きました。
続けて、ロンドンのテントロンドン、パリのメゾンドオブジェと出展し、
国内外で話題になり、非常にいい反響がありましたね。
しかし、ここがゴールというわけでなく、次を考える必要があります。
今後企業が求めるニーズに向けて、「amana×ARART」をどう活用できるのか、
PRを含め考えていくのがプロデューサーの役目だと思います。

プロジェクトの成功の一つは、
誰をアサインするかが重要なポイントだと思います。
「amana×ARART」は、モチーフが「ネイチャー」だったので、
自然をコンセプトに活動しているフォトグラファーに声をかけ、
既存の写真が、新しい表現に変わることを、
受け入れてもらった上で参加をお願いしました。
アマナのいいところは、新しい挑戦を楽しみながら、
協力してくれる人が多いことだと思います。
他にも優秀CGクリエイター達にも今回協力してもらい、
本当に素晴らしい表現になりました。

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roomfの作品へのこだわりは、強度があるかどうかです。
例えば今回の「amana×ARART」を、展示ブースで見て触れた時に、
一瞬のエンターテインメントとして消費されるのではなく、
心が動き、記憶に残り、その人のいい経験のナレッジになってくれる、
そんな表現を常に目指して、発信していきたいですね。