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ヤクルト「ミクロの研究所」

花粉1粒ほどのミクロな研究所の制作に挑戦
その驚異的なビジュアルが話題を呼ぶ

ヤクルトのバイオサイエンスの拠点であるヤクルト中央研究所。2016年4月のリニューアルオープンに合わせて企画されたプロモーションを、これまでにもヤクルトジョアのCMやWebサイトなどを手がけてきたアマナが担当しました。高さがわずか約40μm(マイクロメートル)という極小の研究所を造形し電子顕微鏡で撮影。特設サイトなどで驚異的なミクロの世界を展開しました。

Food & Beverage
スチル撮影|2DCG|3DCG|TVCM/ムービー撮影|WEB|プロモーション

ふだん裏方である研究所に、もっと"親しみ"を感じてもらいたい

ヤクルトには研究施設があります。そこでは商品開発のためだけでなく、健康のための最先端の研究が日々行われていますが、その事実はあまり知られていません。今回のリニューアルでは、研究とは距離のあるお客様にも研究所を知っていただき、"より親しみを感じてもらうための発信"が課題でした。
そこで、リニューアルニュースを"エンターテイメント"として発信することになったのです。


ヒントは、いちばんパートナー ”乳酸菌 シロタ株”
専門機関との協業でミクロ研究所を実現


ヤクルトの乳酸菌 シロタ株とミクロの世界の親和性に着目
ヤクルトといば乳酸菌のシロタ株でよく知られていますが、ヤクルト中央研究所は、そうした有用微生物などを研究する施設でもあります。研究対象であり、ヤクルトにとっていちばんのパートナーともいえるのは、あの小さな乳酸菌 シロタ株です。縁の下の力持ちである彼らにも「ヤクルト中央研究所のリニューアルをきちんと伝えたい! 」という想いから、乳酸菌 シロタ株の縮尺に合わせた極小の研究所を造形し、彼らを招待する——そのアプローチをサイトや映像でご覧いただき話題や関心を引き出すことにしました。

ミクロの造形と撮影に取り組む先鋭が集結
しかし企画を実現するには、わずか花粉1粒ほどのミクロサイズの研究所を実際に制作し、さらにそれを被写体にして撮影する必要があります。そこで、以前より制作協力としてお付き合いのある横浜国立大学の丸尾研究室に相談。ここではマイクロ3Dプリンタによる造形物の制作を手がけており、さまざまな分野で見えないものを可視化しアウトプットしているアマナのハイドロイドの知見を組み合わせることで、ミクロ研究所の制作が可能になりました。


目には見えないバリューからプロモーションを立案
制作映像の再生回数も30万回超え!


試行錯誤の末にミクロサイズの研究所を造形
まず、研究所の2Dの設計図からモデリング用の3Dデータを作成。それをもとにマイクロ3Dプリンタでミクロサイズの研究所を造形します。しかし、水中で生成される造形物を水から取り出す際の圧力の変化や洗い流す時の水流で変形してしまうなど困難を極めました。緻密なものになると生成に50時間以上かかりますが、10個を超えるトライアンドエラーを重ねてようやく成功しました。

目に見えない被写体を電子顕微鏡で撮影
できあがった造形物を横浜国立大学からアマナの東京・天王洲スタジオまで運びましたが、マイクロサイズのため、まったく目では見えません。ようやくハイドロイドにある電子顕微鏡で撮影を開始。ムービーでも展開するため、アマナ企画演出部のディレクションのもと、アングルなどを変えながら大量のカットを長時間かけて撮影しました。ミクロの研究所を訪れるという設定で登場する乳酸菌 シロタ株も、マイクロ3Dプリンタで造形し電子顕微鏡で撮影したものから3DCGを制作しアマナのライジンでアニメーションを制作しています。

どこまでもミクロでリアルな映像が話題に
特設サイトでは、撮影した驚異的なビジュアルの魅力とともに、ミクロの世界をわかりやすく理解してもらうコンテンツづくりに注力しました。世界一小さなヤクルトの研究所のリアルな姿を実感していただけます。広告PRもアマナが担当することで統一された世界観を表現。YouTubeに公開したムービーは30万回を超える再生数で注目を集めました。






このミクロの研究所は、「目に見えないもの」に情熱を捧げるひとたちの
“ロマン”をカタチにしたものです。


株式会社ヤクルト本社 広告部
クリエイティブ・ディレクター 矢儀 俊也様


私たちがお客さまにお届けしているものは、ヤクルトをはじめ、さまざまな“商品”ではありますが、その中には目に見えない小さな小さな「菌」が、そして、大きな大きな「想い」が詰まっています。「菌」とはもちろん「乳酸菌 シロタ株」。そして、「想い」とは、「世界中のひとを健康にしたい」という私たちヤクルト全従事者が持っている願いです。
今回、この「ミクロの研究所」プロジェクトでは、ヤクルトの研究員に加え、アマナさまや横浜国立大学の丸尾教授など、「目(=肉眼)に見えないもの」で世界を変えたいと考えるひとたち、つまり「ミクロの探求者」たちが集まって実現しました。この事実こそがこの企画の核だと私は感じています。
ヤクルトはこれからも「目に見えない」けれども大きな可能性を秘めた「菌」と「想い」のチカラで世界をすこやかにしていきたいと考えています。


ヤクルト ホームページ
ヤクルト | ミクロの研究所

  • クライアント:株式会社ヤクルト本社
  • ムービーディレクター:佐藤 広明
  • テクニカルディレクター:谷合 孝志
  • フォトグラファー:曽根原 健一 / 山崎 勇太
  • プロデューサー:五藤 裕樹

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